警備員の費用相場は日中と深夜でどう違う?時期などによる違いも徹底解説!

「警備員の費用相場って日中と深夜でどう違うの?」

「他にも費用相場が変わる要因ってある?」

施設や工事現場の安全・安心を守るためにも、欠かせないのが警備員。場合によっては深夜耐や過酷な環境でも警備を依頼する必要が出てきます。

ただ、そこで気になるのが平常時との費用の違いです。やはり深夜帯やトップシーズンは費用が高まりやすくなるため、少しでもコストが抑えられる会社で依頼したいところです。

「でも、費用の違いなんてよく分からないし、調べるのも面倒だな…」

という方はご注意ください。何も知らずに依頼すると、知らず知らず費用が高額になってしまう可能性も…。そうならないためにも、この記事で、日中・深夜で費用がどのように代わるか、違いを押さえておきましょう。

時期による違いやコストを抑える方法なども解説しますので、コスパの高い警備計画を作るのに役立ててくださいね。

知っておきたい警備員費用の基本

警備員の費用相場を押さえる前に知っておきたいのが、費用の内訳や費用相場に影響を与える要因です。

このことを知っておけば、なぜ費用相場が生まれるかがわかり、適切な相場も見極めやすくなります。

ここでは、主な内訳と相場に影響を与える要因を詳しく解説しますので、参考にしてください。

警備員の費用内訳

警備員の費用には、人件費のほかにも、様々な費用が含まれています。具体的には、次の通りです。

  • 人件費
  • 福利厚生費
    • 労災保険料
    • 雇用保険料
    • 健康保険料
    • 介護保険料
    • 厚生年金保険料
  • 労務管理費
    • 募集費
    • 被服費
    • 安全準備費
  • 安全訓練費
    • 教育費
    • 資格取得費
    • 資格手当
    • 研修費
  • その他
    • 宿泊費
    • 出張費

警備費用の相場は、人件費が6割+警備会社に支払う諸経費4割です。各警備業務の人件費を押さえておけば、警備会社に支払うべき金額が見えてきます。

例えば、人件費が20,000円だった場合、人件費の4割に当たる8,000円を加えた28,000円が支払うべき金額です。

あくまで概算ですので、状況によって費用は変動します。詳しくは、次のページでも解説していますので、参考にしてみてくださいね。
警備員の費用相場は?警備員の種類や費用の内訳も徹底解剖!

費用相場に影響を与える要因は?

費用相場に影響を与える要因は実に様々です。業務内容に限って言えば、代表的なものは次の通り。

  • 時間帯
  • 曜日や祝日
  • 時期・季節
  • 特殊性が高いもの

日中や深夜の違いだけではなく、様々な要因が複雑に絡み合って費用相場がうまれるのです。

とはいえ、特殊性が高い警備を依頼する機会はそう多くありません。多くの警備は第1号業務にあたる「施設警備」です。

施設警備の費用相場が変動する主な要因は、勤務する時間帯や季節によるもの。つまり、「時間帯」「曜日や祝日」「時期・季節」の知識を押さえておけば、適切な費用相場を見極めやすくなるということです。

次からは具体的な料金の違いなどについて解説しますので、これらの前提知識を踏まえた上で見てみましょう。

日中と深夜で警備員費用はどう違う?

警備員費用の相場が大きく変動しやすいのが、日中と深夜の時間帯です。

2つの相場や費用が違う理由を押さえておけば、より適切な価格で警備員を依頼することができます。

代表的な警備である、施設警備を例に、具体的な費用など。解説しますので、必ず把握しておきましょう。

日中の警備費用は21,000円/日〜

施設警備の場合、日中の警備費用相場は21,000円/日〜です。

この相場は次のような要因で決まります。

  • 国土交通省が掲げる「公共工事設計労務単価」
  • 警備会社へ支払う諸費用
  • 需要と供給のバランス

公共工事設計労務単価とは、国土交通省が定めた、警備員に支払われる人件費です。警備員の人件費は、この単価を基準にしています。

諸費用は先ほど説明した通りです。警備総費用の4割ほどを占めています。

勤務先や勤務内容によって費用は異なりますが、基本的には21,000円/日が日中の費用相場であることを押さえておきましょう。

深夜の警備員相場は26,000円/日~

深夜の警備員相場は26,000円/日前後です。

深夜の勤務は体力的な負担もきつく、リスクも増加するため、手当がつきます。

代表的な手当は「深夜手当」です。一般的には、人件費の1.25倍かかります。24時間常駐する場合は、更に追加で料金がかかることもあるでしょう。

地域や状況によって違いはありますが、日中よりも深夜のほうがコストがかかるのは間違いありません。長期的に見れば大きな差が生まれるので、予算を圧迫しないためにも、監視カメラや長期契約割引などの工夫が必要になるでしょう。

警備員の費用は時期によっても変動する

警備員の費用は1年を通して一定ではなく、時期によって変動します。

このことを知らずに依頼すると、タイミングによってコストが高くなってしまうため、計画的に依頼することが重要です。

以下では、季節やイベントシーズンなどによる警備費用の変動について解説します。

季節による警備費用の変動

警備員の費用は季節によって変動しますが、特に冬季に高くなります。

冬季は交通誘導や施設警備の需要が高まり、警備員の確保が難しくなるからです。特に寒冷地では、凍結などの影響で交通整理が必要になり、費用が一気に高騰します。

秋~冬にかけては、費用が平常時よりも20%ほど高くなります。逆に、春から夏にかけては需要が低くなるため、コストを抑えやすいです。

季節によるコストの変動を押さえておけば、依頼するタイミングによって費用を抑えやすくなりますので、覚えておきましょう。

イベントシーズンや繁忙期の費用変動

イベントシーズンでは、警備費用が大幅に上昇します。

大型連休や年末年始などは、多くの人が集まるため、警備の需要が急増するのです。また、工事のトップシーズンは11月~4月であるため、警備費用の高騰に拍車をかけています。

警備員の手配が難しくなるイベントシーズンでは、費用は通常の1.5倍~2倍になることも。大規模な祭りなどでは、警備の質・量が求められるため、更に高騰する場合もあります。

イベントシーズンは、警備員の争奪戦になりますので、早めの予約が必要です。前もって計画しておくことで、コストを抑えて警備員を予約できるでしょう。

警備員の費用を抑える対策3選

時間や時期によっては高騰する警備員の費用ですが、工夫することで抑えることができます。

これからも費用は高騰することが見込まれているため、何も対策しないと予算を圧迫する可能性もあるでしょう。

そうならないためにも、今から解説する3つの対策について覚えておきましょう。

効率的な警備計画を立てる

警備費用を抑えたい方は、警備計画を見直しましょう。

リスクは常に一定ではありません。時間や場所によって優先度が大きく異なります。

「よく分からないけど、とりあえず配置する」では、コストを垂れ流しているのと同じです。

計画を立てるにあたっては

  • 警備対象
  • 警備範囲
  • リスクの高い場所・時間帯
  • 起きうるトラブル
  • トラブル発生時の損失額

を明確にすれば、自ずと配置すべき人数や場所が見えてきます。コストを最小限に抑えたい方は、実践してみてくださいね。

警備システムの導入

2つ目は警備システムを導入することです。

システムは初期投資が必要ですが、長期的に見れば、警備人員を削減できる可能性があります。

例えば、リスクが低い場所は、防犯カメラやセンサーで対応すれば、有事の際にのみ駆けつければ済むので、警備員を配置しなくて済みます。

昨今では、交通整理でAIを導入するなど、人手不足を補うためのデジタル化が進んでいます。長期に渡って警備をする予定の方は、検討してみてくださいね。

複数社から見積もりを取る

手っ取り早く費用を抑えたい方は、相見積もりを取りましょう。相見積もりを取るメリットは次の通りです。

  • 自社に合った価格・サービスを見極めやすくなる
  • 企業同士の価格競争を起こしやすくなる
  • 価格交渉をしやすくなる

相見積もりは、持っているだけで大きな武器になるスグレモノ。警備の依頼をする方は絶対に持っておきたいものです。

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警備員の依頼会社を選ぶポイント

警備員を依頼するにあたって、重要になるのが会社選びです。

「安いからこの会社でいいや」

で選ぶと、自社に合わないサービスを選択したり、無駄な出費をしてしまったりする可能性もあります。

以下では、警備会社を選ぶ際に確認すべきポイントについて解説していますので、しっかり押さえておきましょう。

信頼できる警備会社の基準

信頼できる警備会社を選ぶ基準は、次の通りです。

ポイント基準
創業年数創業年数が長ければ長いほど、信頼性が高まる
実績 多数の依頼や重要施設の依頼を受けている
口コミサービスの内容や対応について、多数の評判が寄せられている
対応対応の迅速さや柔軟性

最低でも上記の内容については確認しておきたいところです。創業年数や実績は、警備会社のサイトをみればすぐに分かりますので、気になったら必ず確認しておきましょう。

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契約前の確認事項

契約前にも、次の3点については要チェックです。

項目チェックポイント
契約内容警備対象・配置人数・勤務時間・保証など
追加料金の有無深夜・休日手当や出張費などの費用
対応範囲警備範囲や有事の対応範囲など

格安だったので契約したら、追加料金でコストが大幅に上がった…なんていうのは良くある話です。そうならないためにも、上記の3点は細かく見ておきましょう。

トラブルになりやすいのが「解約方法」についてです。各社によって異なりますが、短期契約も長期契約にも、キャンセル・解約には条件があります。必ず確認しておきましょう。

警備費用は安いに越したことはありませんが、安さだけで即決すると後々トラブルになってしまう可能性もあります。契約書を十分に確認してから、契約を結びたいところですね。

【まとめ】工夫次第で警備員の費用は抑えられる

ここまで日中・深夜での警備員費用などについて解説してきました。まとめると次のようになります。

  • 日中と深夜では費用が大きく異なる
  • 季節やイベントなども費用相場に影響を及ぼす
  • 警備費用を抑えたい人は相見積もりを必ず取る

警備員の依頼費用はただでさえ高いものです。深夜やトップシーズンでは、更に費用がかさみ、コスパが非常に悪くなってしまう可能性もあるでしょう。費用が増加すれば、経営にも悪影響を及ぼすため、対策が欠かせません。

1番手っ取り早い対策は「相見積もりを取る」ことです。見積もりの費用は殆どが無料である上に、持っているだけで大きな武器になります。

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