「警備員の派遣会社ってどう選んだら良いの？」
「見積もりのとり方は？」
安心・安全の警備のためにも、欠かせないのが警備員を依頼する会社選びです。警備会社といっても、その数は数百をゆうに超え、会社を絞るだけでも一苦労だという方もいるでしょう。「とりあえず安い会社で」と考える人も少なくないはずです。
ただ、警備会社の選び方を間違えると、自社に合わないサービスを提供されるばかりか、無駄に高い警備費用を払わされてしまう可能性もあります。
「でも、会社の選び方とかはよく分からないしなぁ…」
という方のために、この記事では、警備会社の選び方を解説しています！費用を抑えるポイントである、見積もりのとり方や注意点も徹底解剖！記事を読み終わる頃には、警備会社選びのスペシャリストになっているかも！？
コスパの良い警備会社を選び、来場者も会社も笑顔になる警備体制を目指していきましょう。
警備員の派遣会社を選ぶ方法3選
警備員の派遣会社を選ぶ際に、押さえておきたいポイントは3つあります。
このポイントを知らずに「安さ」だけで選ぶと、トラブルが発生したり、最悪の場合、人命にかかわるような事故が発生してしまう可能性もあるでしょう…。
そうならないためにも、警備会社を選ぶポイントをしっかり押さえておきましょう。
会社の信頼性を確認する
警備会社選びで最も大事なのが「信頼性」の確認です。この確認が、後々のリスク回避に直結します。
「でも、信頼性なんてどう確認したらいいの？」という方は、次のポイントにしたがって確認しましょう。
- 会社の歴史・過去の実績を調べる
- 口コミ・評判をチェックする
この2つに限ります。創業年数が長く、様々な実績を持つ会社となれば、自ずと依頼すべきは中～大手の企業ということになるでしょう。アルソックやテイケイなどは、重要機関の警備も依頼されており、非常に信頼性が高いことが分かります。
口コミ・評判は、利用者の生の声が聞ける場所ですから、1度は目を通しておきたいところ。ただし、不特定多数の方が書き込んでいるので、全てを鵜呑みにするのは危険です。参考程度に捉えておくのがいいでしょう。
総合的に判断し、迷った時は大手に依頼するのが1番です。それでも迷ってしまう方は、当サイトの無料見積もりサービスをご利用いただくと、手間が省けます。
サービス内容の把握
警備会社が提供している警備サービスの種類を把握しましょう。
警備会社によって、得意としている警備やプランは様々です。大手だからといって、全ての警備をカバーしているわけではありません。自社に合ったプランを探したい方は、まず自社が必要としている警備のニーズを明確にすべきです。
明確にすべきポイントは次の通り。
- 警備対象
- 警備範囲
- 警備人数
- 発生しうるリスク
- トラブル発生後の損失額
リスクが高い場所を明確にし、最悪の場合に起きうる損失額を可視化することで、必要な警備が見えてきます。
ここまで明確になっていれば、あとは自社に合った警備プランを持つ会社を探すだけ。ニーズに対応してくれるかどうかを確認しながら、会社選びを行っていきましょう。
有資格者数や研修制度
最後に確認したいのが、有資格者数や研修制度です。実は警備員にも、資格があることをご存じでしょうか。
有資格者数や研修制度の充実は、その企業が持つ警備スキルと信頼性の高さといえます。費用をかけてトレーニングを行っている会社であれば、有事の際にも効果的な対応を期待できるでしょう。
最も代表的な資格は「警備員検定」というものです。1級と2級に分かれており、国家資格として認定されています。無資格でも警備を行うことはできますが、依頼するなら、やはりプロを頼りたいところです。
有資格者となると、若干費用が高くなります。ただ、安全・安心料だと思えば安いもの。予算に余裕がある方は、ぜひ有資格者に警備を依頼しましょう。
警備員の派遣会社から見積もりを取る方法は？
警備員の派遣会社を絞り込んだら、次に行うべきは見積もりの依頼です。
見積もりは、サービスの内容や価格を見極める重要なステップ。適当に行ってしまうと、無駄な出費を生んでしまう可能性もあります。
そうならないためにも、見積もりの目的や正しい手順を知っておきましょう。
複数の会社から見積もりを取る重要性
見積もりを取る際は、必ず相見積もりを取りましょう。理由は次の通りです。
- 適正なサービス・価格を見極めやすくなる
- 企業同士で価格競争を起こしやすくなる
- 価格交渉をしやすくなる
相見積もりは、持っているだけで大きな武器になります。過剰なサービスや出費を防ぎやすくなり、工夫の仕方によっては費用を抑えることもできるからです。最低でも3社は取っておきましょう。
「でも、何社も依頼するなんて面倒くさい…」
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見積もりの依頼方法
見積もりの依頼手順は次の通りです。
- 電話・メールで問い合わせ
- 具体的な警備内容・期間・場所を明示する
- 見積もりをもらう
手順そのものに難しいことはありませんが、ステップ2が特に重要です。ここが曖昧になっていると、自社に合わないサービスを提供されるばかりか、警備会社が過剰なオプションを盛り込んでくる可能性があります。
最低でも、次のポイントについて伝えられると、依頼がスムーズになります。
- 警備対象
- 警備範囲
- 警備人数
事前準備を怠ると、見積もりを取る際にバタバタしてしまう可能性もあるでしょう。前もって、警備のイメージや避けたいリスクは明確にしておきたいところです。
見積もりの比較ポイント
見積もりを比較する際は、次のポイントについて比較しましょう。
| 比較ポイント | 詳細 |
| 料金の内訳 | 基本料金・追加費用・割引など |
| サービス内容や条件 | 警備員の人数・警備範囲・保険・保証など |
| 支払い条件やキャンセルポリシー | 支払い方法やキャンセル料など |
特に、トラブルになりやすいのが、キャンセルポリシーについてです。短期の場合は「〇日前まで」あるいは天候によるキャンセル条件が一般的でしょう。
長期になると、キャンセルの条件がかなり厳しくなります。場合によっては「違約金」を請求される可能性があるので、契約前には必ずキャンセルポリシーを確認しておきましょう。
警備員の派遣会社に関するよくある質問・注意点
警備員の派遣会社を利用する際、多くの方が見積もりや契約に関して疑問に直面します。
安心して警備サービスを利用するためには、見積もりに含まれる項目の確認や、契約時の重要事項の理解が必要不可欠です。
契約してから「しまった」とならないためにも、以下で解説する注意点などについてよく理解しておきましょう。
よくある質問
見積もりに含まれる項目は？
見積もりに含まれる主な項目には、基本料金、人件費、交通費、保険料などがあります。
警備員派遣の見積もりは、警備員の人数や勤務時間、必要な設備、現場の条件などに基づいた様々な費用で構成されています。これらの項目は、契約前に必ず確認しておきたいところです。
例えば、24時間体制での警備が必要な場合、昼間と夜間での料金設定が異なることがあります。また、現場が遠方である場合は、交通費が追加されることも。総額だけでなく、総額を構成する内容を見極めないと、無駄な出費を生んでしまう可能性があるのです。
詳しい内容については、次のページでも解説しています。
こちらもぜひ参考にしてくださいね。
契約前に確認すべき重要事項
契約前に確認しておきたい重要事項は次の通りです。
- 契約内容
- キャンセルポリシー
- 緊急時の対応
警備業務は緊急性や安全性が求められるため、契約内容の詳細やトラブル発生時の対応について事前に確認することで、安心してサービスを利用することができます。
例えば、緊急時に追加の警備員を派遣できるかどうか、契約解除時の違約金が発生する条件などを事前に確認しておくと、トラブルを防ぎやすくなるでしょう。
契約内容を細部まで確認し、納得した上で契約を進めることが重要です。
注意点
安すぎる見積もりには注意
安すぎる見積もりには、十分に注意しましょう。適切なサービスを受けられない可能性があります。
費用相場よりも極端に価格が低い場合、警備員が十分なトレーニングを受けていないことが推測されます。これは警備の質を低下させ、トラブルを招く要因になってしまうでしょう。
いくら費用が安いとは言っても、トラブルが発生し、損失が生まれてしまっては元も子もありません。トレーニングを受けていない警備員を配置するということは、新たなリスクを抱えるのと同じことなのです。
あまりにも見積もりが安い場合は、サービス内容や品質を慎重に確認しましょう。
契約前に細部まで確認する
契約前に細部まで確認することで、後々のトラブルを避けることができます。
契約書には重要な情報が多く含まれており、細部の確認を怠ると、不利な条件での契約になる可能性も…。見落としがちな重要事項は次の通りです
- 契約期間
- キャンセルポリシー
- 料金の改定条件など
契約期間が自動更新される場合や、途中解約に高額な違約金が設定されている場合があります。これらの条件を事前に確認しないと、契約解除時に予期せぬ出費が発生することもあるのです。
契約書の細部までしっかりと確認し、不明点は事前に質問して解消することが、トラブル防止につながります。必ず目を通しておきましょう。
【まとめ】警備員の派遣会社は相見積もりで見極めよう
ここまで警備員の派遣会社を選ぶコツや、見積もりを取る方法について解説してきました。まとめると次のようになります。
- 派遣会社を決める時は会社の信頼性を十分に見極める
- 見積もりを取る際は相見積もり必須
- 重要事項を理解して必ず確認する
- 安すぎる見積もりには注意する
会社や来場者の安心・安全は、警備会社選びで決まると言っても過言ではないでしょう。質の良い警備を依頼するためにも、信頼できる会社選びが欠かせません。
ただ、警備会社と言っても数が多く、絞り込むだけで一苦労です。
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