「警備員って1時間あたりの費用相場はどのくらい?」
「安くすることはできるの?」
警備員は来場者の安全・安心のためにも欠かせない存在です。ただ、1時間あたりの費用は会社によって異なるため、適正な相場が分からない方も多いでしょう。
相場を知らずに依頼してしまうと、予算オーバーになったり、コスパの悪い警備員を依頼してしまう可能性もあります。
「でも、一々調べるのなんて面倒くさいなあ…」
という方のために、この記事では警備員の1時間あたりの費用相場を徹底解剖!会社の規模や地域毎に費用が違う理由も解説しています。さらに、コストの削減方法なども大公開!
記事を読み終わる頃には、警備員の費用相場だけでなく、コストを抑えつつ、質の高い警備サービスを選ぶ方法もバッチリ分かっちゃいます。ぜひ、最後までご覧ください。
警備員の1時間あたりの費用相場
警備員の1時間当たりの費用相場は、会社の規模や地域によって大きく異なります。
このことを知らずに依頼してしまうと、適正な相場を見抜けず、予算オーバーしたり、コスパが悪くなったりしてしまう可能性も…。
以下では一般的な費用相場や、会社・地域などによる費用の違いについて、具体例を用いながら解説します。警備員の依頼を検討している方は、是非ご参考ください。
平均的な費用相場
警備員の平均的な1時間あたりの費用は、およそ2,500円から3,500円です。
この費用は、警備員の給与、保険、交通費、会社の管理費などが総合的に含まれています。また、業務内容や求められるスキルによっても価格が変動する点に留意しておきましょう。
例えば、基本的な施設警備の場合、1時間あたり2,500円が相場となることが多いです。一方、VIP警護や大規模イベントの警備など、高度なスキルや経験が求められる場合は、3,500円以上となることもあります。
平均的な費用相場を把握しておけば、予算をたてやすくなります。また、適正価格を見極めやすくなるため、無駄なコストを削減しやすくなるでしょう。ただし、あくまで相場ですので、状況によっては大きく異なる場合も。参考程度に留めておきましょう。
地域別の費用差
地域によって、警備員の1時間あたりの費用は異なります。都市部では高く、地方では比較的安価になりやすいです。
駅周辺の家賃が高いことは、皆さんご存じの通りです。交通の便があり、ニーズがあるからですね。警備費用も同じく、ニーズによって費用が左右されます。そのため、あまり需要のない地域では警備費用が安い傾向にあります。
東京都内の警備員の平均時給は3,000円から3,500円であるのに対し、地方都市では2,500円前後が一般的です。また、地域によっては2,000円を下回ることもあります。
離れた地域でいくつか見積もりを取り、金額を見比べてみると良いでしょう。人件費の単価が違うことが分かるはずです。
企業規模や警備内容による費用の違い
企業の規模や警備内容に応じて、警備員の費用は大きく変動します。
大企業は大規模な警備体制を整える必要があるため、費用が高くなる傾向があります。また、特殊な警備業務や高度なセキュリティが求められる場合も、費用が上がりやすいです。
例えば、一般的な中小企業のオフィスビル警備では1時間あたり2,500円前後ですが、大企業の本社ビルや病院など、厳重なセキュリティが求められる施設の警備では、1時間あたり4,000円以上になることもあります。
警備対象の重要度や危険度によっても、警備費用は異なりますので、警備員を依頼する際は相見積もりを取って比較することをオススメします。
「相見積もりを取るなんて面倒くさい!」
という方は、当サイトにて無料でお取りいただけますので、ご活用ください。
警備員の費用が変動する要因は?
警備員の費用は2,500~3,500円でしたが、実は様々な要因で大きく変動します。
このことを知らずにいると、見積もり内容を見抜けず、契約後にも無駄なコストを支払い続けてしまう可能性もあるでしょう。
変動する要因について3つ解説しますので、参考にしてみてください。
警備員の経験とスキル
警備員の経験とスキルが高いほど、1時間あたりの費用も高くなります。
経験豊富な警備員はコストが高い代わりに、危機管理能力や問題解決能力が高く、より質の高いサービスを期待できるでしょう。また、資格保有者の設置が義務付けられる現場では、必然的に警備費用が上がります。
例えば、初心者の警備員の平均時給は2,000円程度ですが、10年以上の経験を持つベテラン警備員の場合、時給は3,500円以上になることも。資格保有者になると、更に単価が高くなります。
「警備費用はなるべく安くしたい…」
という気持ちは分かりますが、経験とスキルの高い警備員は信頼性が高く、来場者も安心感を得やすいです。コスト以上の価値があることは理解しておきましょう。
勤務時間とシフト
勤務時間とシフトによっても警備員の費用は変動し、夜間や長時間勤務の場合は特に高くなります。
深夜の勤務は、昼間に比べて身体的・精神的な負担が大きいため、賃金が約1.25倍になります。また、長時間の連続勤務や不規則なシフトも、警備員の疲労やストレスが増すため、手当が発生する場合があるのです。
昼間の警備の場合、1時間あたりの費用は2,500円程度が一般的ですが、夜間の警備では3,000円から3,500円になります。また、24時間の連続勤務シフトを設定する場合、1日あたりの総費用は60,000円を超えることも…。
夜間警備を行う場合は、入念な警備計画を行わないと、無駄な出費をしてしまう可能性もあります。依頼する前に警備計画をたて、専門家に相談しておきましょう。
特殊なスキルや資格が必要な場合
特殊なスキルや資格が必要な場合、警備員の費用はさらに高くなります。
特殊なスキルや資格を持つ警備員は、特定の状況やリスクに対応するために高度な訓練を受けています。これにより、一般の警備員には対応できないような業務も行えるため、その価値に見合った高い報酬が求められるのです。
例えば、爆発物処理の訓練を受けた警備員や、医療緊急事態に対応できる救命資格を持つ警備員は、時給が4,000円から5,000円に設定されることが多いです。また、特定のセキュリティ技術に精通したITセキュリティ警備員の場合、時給は6,000円以上になることもあります。
特殊なスキルや資格を持つ警備員は、高額な費用がかかりますが、リスクに対する安心料と考えれば、非常に価値のある投資になるでしょう。
警備員費用を削減する3つのポイント
相場を見て分かる通り、警備員の費用はお高めです。せっかく費用を払って警備員を配置するのですから、少しでも安く依頼したいところですよね。
実は工夫次第では、警備費用を削減することもできます。そのためにも、今から解説する3つのポイントを押さえておきましょう。
警備体制を確保しつつ、コストを削減できれば、コスパがグッと高まります。手軽に実践できるものもありますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
相見積もりを取って比較する
警備員の費用を抑えたい方は、相見積もりを取って比較しましょう。理由は次の通りです。
- 適正な価格を見極めやすくなる
- 企業同士で価格競争を起こしやすくなる
- 価格交渉をしやすくなる
相見積もりがあれば、適正な価格を見極めやすくなり、無駄なコストを抑えやすくなるでしょう。
また相見積もりは、企業に競合の存在を知らせるアイテムです。依頼を受けたい企業が、費用を安くしたり、オプションを付けたりしてくれる可能性があります。
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大手を含む優良企業のみから見積もりをお取りしますので、迷った時は一番安い会社から選べば間違いありません。手元に届いた見積もりをじっくり眺めて、お気に入りの1社を見つけてみてくださいね。
長期契約による割引
長期契約を結ぶことで、警備会社から割引を受けることができ、コストを大幅に削減できます。
企業にとって、長期契約は安定感のある収入源のようなもの。まとめ買いで安くなるのと同じように、警備契約でも、長期間の契約で割引が発生するのです。
例えば、通常1時間あたり3,000円の警備サービスが、1年契約を結ぶことで10%の割引になり、2,700円になる場合があります。月間200時間の警備を依頼すると、年間で72万円のコスト削減です。
大きな初期投資になりますが、長期的に見れば、コスパが高くなります。警備員の起用年数が長くなる場合は、長期契約も視野に入れましょう。
必要な警備レベルを見極める
必要な警備レベルを正確に見極めることで、過剰なサービスを省くことができます。警備レベルを見極めるには、次のようなポイントを押さえる必要があるでしょう。
- 警備対象・範囲
- リスク
- トラブル発生時の損失額
例えば、小規模なオフィスビルの場合、24時間常駐の警備員は必要ありません。この場合、夜間のみの警備を依頼し、昼間は監視カメラと警報システムで補完することで、費用を削減できます。具体的には、24時間常駐の警備費用が月間60万円だとすると、夜間のみの警備を導入することで月間30万円に抑えることができ、年間で360万円の削減となります。
適当に警備員を配置すると、長期的に見た時に大きな損失になる場合も。まずは5年10年のスパンで、配置を検討してみてください。
警備員の依頼先を探すコツ3選
警備員を依頼する際、重要になるのが会社選びです。
警備会社といっても、その種類や形態は様々。得意としている警備も違うため、適当に選ぶと自社に合わないサービスを受けてしまう可能性もあります。
そうならないためにも、警備会社を探す際は次の3つについて意識しましょう。
会社の創業年数・実績を確認する
会社の信頼性を測りたい場合は、創業年数と実績を確認しましょう。
創業年数が長く、多くの実績を持つ会社は、多くの顧客にサービスを提供しています。様々なケースに対応しており、警備体制に関するノウハウも充実しているでしょう。
例えば、大手であるテイケイやアルソックなどは、公共機関や重要施設の警備も行っています。社会的な評価や信頼が高い証拠と言えるでしょう。
創業年数と実績という観点で探すと、必然的に「大手を選ぶ」ことになります。もし会社選びで迷った際は、まず大手から検討すると良いでしょう。間違いのないサービスを受けることができます。
警備員の教育・研修の充実度を確認する
質の高いサービスを提供している会社は、警備員の教育・研修が充実しています。
定期的な教育と研修を受けている警備員は、最新の技術や法規に精通し、迅速かつ的確に対応できる能力を持っています。トラブル発生時にも迅速に対応し、被害を最小限に抑えることが可能です。
例えば、年間100時間以上の研修を実施している警備会社では、警備員が常に最新の技術や対策を学んでいます。これに加え、資格や認定があれば、より信頼性が高い会社と言えるでしょう。
教育と研修に力を入れている会社を選ぶことで、安全性が高まり、信頼できるサービスを受けやすくなります。
契約時に詳細な内容をチェックする
契約時は、必ず詳細な内容と条件をチェックしておきましょう。特に次の点についての確認を怠ってはいけません。
- 料金体系
- サービス範囲
- 保証制度
不明瞭な契約内容や不十分な保証制度は、後々トラブルの原因となり、追加費用が発生する可能性があります。明確な契約内容を確認することで、予期せぬ問題を防ぎ、安心してサービスを利用することができるでしょう。
例えば、月額費用が固定されている契約と、時間単位での請求が発生する契約があります。また、緊急対応時の追加費用や、契約解除時の条件についても事前に確認しておくべきです。
契約時の注意点をしっかりと把握し、細部まで確認することで、安心して警備サービスを利用することができます。後々になって「話が違う」なんてことにならないよう、必ず確認しておきましょう。
【まとめ】1時間あたりの警備員費用は意外に高い
ここまで、警備員の1時間あたりの費用相場について解説してきました。まとめると次のようになります。
- 1時間当たりの費用相場は2,500~3,500円
- 勤務時間や資格の有無などで費用は変動する
- 費用を抑えたいなら相見積もりが効果的
警備員を配置することで、大きな損失を防ぐだけでなく、企業イメージのアップも狙えます。来場者や作業者にも安心感を与えることができるでしょう。
ただ、警備員の費用は決して安くはありません。近年では人件費が高騰しており、警備費用も益々高まっています。せっかく配置するなら、1円でも安く依頼したいところですよね。
そんな時に役立つのが「相見積もり」です。相見積もりは持っているだけで、費用を抑え安くる魔法のアイテム。警備員の配置を考えているのであれば、必ず持っておきたいところです。
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