「工事現場にはなぜ警備員が必要なの?」
「コスパ良く配置する方法は?」
工事現場の安全を守るためにも、欠かせない存在なのが警備員です。作業員はもちろん、通行人や通行車両の誘導を行い、事故やトラブルを未然に防いでいます。
ただ、普段あまり事故が起きないだけに「本当に配置する意味があるの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
そんな方のために、この記事では工事現場で警備員を配置する理由やその役割を徹底解説。警備のコスパを高める方法も公開しています。
この記事を読めば、警備員の役割だけでなく、お得に配置する方法も丸わかりです。ぜひ最後までご覧ください。
工事現場で警備員が重要な理由
工事現場で、警備員がどのような役割を担っているか知る前に、その重要性について理解しておきましょう。
厚生労働省によると、令和5年度は223人もの方が建設業の労働災害で命を落としています。原因は「墜落・転落」をはじめ「交通事故」「挟まれ・巻き込まれ」といったものです。
業種別でみると、建設業は最も死傷率が高く、その危険性が伺えます。
警備員が配置されていてもこのような事故が起こるのですから、配置されていないとしたら、事故率は更に高まるでしょう。
工事現場では命に関わるような事故が起きやすいため、未然に防いだり、緊急で対応したりするためにも、警備員が欠かせないのです。
工事現場の警備員はどのような役割を果たしている?
工事現場の警備員は、作業者や通行人の命を守るためにも重要であることが分かりました。ただ、警備員の役割はそれだけに留まりません。
警備員が担っている役割を理解しておくと、現場に効率よく配置しやすくなります。
次で解説する3つの役割をよく理解しておきましょう。
交通誘導と歩行者の安全確保
役割の1つ目は、交通誘導による安全確保です。工事中は次のような事故が発生しやすくなります。
- 落下物
- 死角からの飛び出し
- 倒壊
- 衝突
工事中は危険物や危険個所が多くなり、一歩間違うと命を落とす危険もあります。そのため、警備員に周囲を監視させ、工事現場付近の安全を保つ必要があるのです。
普段何気なく見かける警備員ですが、私たちや作業員の「命を守る」という重責を担っていることを理解しておきましょう。
不審者・トラブルの防止
2つ目は不審者の侵入やトラブルの防止です。
工事が大規模になると、不特定多数の人物が出入りするようになり、簡単に侵入されやすくなります。つまり、事故だけでなく犯罪などの抑止も必要なのです。
足場をかけて工事を行っている場合、上階への侵入が容易になります。その際、警備員が侵入されやすい箇所を監視することで、未然に空き巣などを防ぐことができるのです。
警視庁の調べによれば、警備員が配置されている現場は、犯罪の発生率が低いことも分かっています。警備員を配置することで、犯罪や無用なトラブルを防ぎやすくなるのです。
作業員の安全管理
3つ目の役割は、作業員の安全管理です。
作業員は、騒音や死角で常に危険に晒されています。警備員が状況を見守ることで、作業員の安全を保つことができるのです。
例えば、倒壊事故が起きやすい解体作業では、見通しの良い場所に警備員を配置するのが一般的です。作業員同士はもちろん、警備員の目で作業員の安全を確かめています。
万が一事故が起こった場合でも、警備員が迅速に対応することで、救命率がグッと高まることが分かっています。警備員は事故の抑止だけでなく、事故の深刻化も防いでくれているのです。
警備員の費用とコスパの高め方
工事現場には警備員が必要不可欠であることが分かりました。
ただ、予算には限りがありますから、何人も警備員を配置するわけには行きません。
そこで、最後に適切な価格でコスパ良く配置する方法について解説します。相場などを押さえておくと適正価格を見極めやすくなりますので、参考にしてみてください。
警備員の費用相場は約22,000~25,000円/日
警備員の費用相場は約22,000~25,000円/日です。費用の内訳は次のようになっています。
「警備員の人件費(6割)+警備会社へ支払う諸費用(4割)」
警備員の人件費は、国土交通省が公表している「公共労務設計単価」に基づいています。毎年改定されるため、その度に人件費が変動するのです。
「警備会社へ支払う諸費用ってなに?」
という方は警備員の費用相場は?警備員の種類や費用の内訳も徹底解剖!で詳しく解説しています。
ぜひご覧になってみてください。
コスパを最大限に高めたいなら「相見積もり」が一番
費用相場を見て「高いな」と思った方もいるでしょう。警備会社によっては更に高い場合もありますから、なるべく損をしないように警備員を配置したいところですよね。
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【まとめ】工事現場には安全を守る警備員が必須
ここまで、工事現場で警備員が果たしている役割やコスパよく配置する方法について解説してきました。まとめると次のようになります。
- 事故やトラブル防止のためにも警備員が必須
- 犯罪の抑止にも役立っている
- コスパ良く配置したいなら相見積もりが1番
工事現場には様々な危険が潜んでいますから、警備員の配置が欠かせません。ただ、警備員の費用は意外に高く、適当に配置すると出費ばかりがかさんでしまいます。
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